進次郎氏はコメ政策そっちのけで総裁選に全集中…“農相サボタージュ”に地元からも悲鳴
「これでは商売が成り立たず、店がつぶれてしまう。早く何かしらの手を打ってほしい」
進次郎氏の地元、神奈川県横須賀市の老舗米屋の悲鳴だ。
■備蓄米の懸念も再燃
さらに、進次郎氏の肝いり政策である備蓄米を巡っても、放出の影響を懸念する声が再び広がっている。今月19日に農水省で開かれた食糧部会で、コメ生産者の委員から「輸入米も入り、増産で在庫増。価格が下がることが不安」といった声が上がった。そのうえで、「新米が出る中、備蓄米が売られていて、農家から『今年は売れ残るかも』という声も聞く」との報告もあり、コメ余りの不安が共有された。
「備蓄米放出は当初、新米が出回る時期と重ならないよう、先月までを販売期限としていた。しかし、進次郎さんは流通の滞りを理由に、期限を延長。今月以降の販売を容認しました。さらに、今後は主食用としての備蓄米の定期販売も選択肢に入れていると話していた。もしコメがダブつき、米価が暴落しようものなら、生産者の営農意欲はガクッと減退する。結果として、増産にもつながりません。農政の方針は相変わらずブレブレだし、信頼度が低下している。進次郎さんには、厳しい目が向けられています」(コメ小売り関係者)