シリーズ「占領下の日本社会」(17)幻に終わった「大東亜戦争調査会」、大蔵官僚に引き継がれた思い
戦犯自主裁判構想案の条文は、全12条から成り立っている。これはやはり、幣原喜重郎内閣の元で設立された大東亜戦争調査会の目的とも確かに重なり合うのである。
そして、この調査会の調査委員について、事務局長官の青木は「このような人物を」という私案を送っている。そこには戦争を進…
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