なぜか上がらない「中道」の支持率 共産党は離反…本当に勝てるのか

公開日: 更新日:

 実際、当初不意を打たれたマスコミ各社は、前回衆院選の立憲民主と公明両党の比例得票数を単純加算で自民惨敗の見出しを打ったりしたが、その後の各種世論調査では案外「中道」の人気は膨らんでいない。いや、尻すぼみ傾向を示しているというのが正解だ。

 その“低迷”は大きく具体化しつつある。共産党票やシンパ票の離反だ。

 過去、立憲候補を全面支援して自民、公明両党と対峙してきた共産や市民連合勢力からすれば、「裏切りは人間の行為の中で最も卑劣な行為のひとつだ」(志位和夫・日本共産党議長)。

 そこで東京では全30選挙区に共産は独自候補擁立の構えを見せている。こうなると、仮に1選挙区2万~3万票の公明・創価学会票が乗ったとしても、それ以上の票が逃げることもあるわけで、前回小選挙区で15議席を獲得した旧立憲現職は「絶滅の危機」さえ党内では囁かれている。

 とくに自民党萩生田光一に立憲民主の有田芳生が挑んで大激戦になった東京24区(八王子)。創価学会に気遣い、野田佳彦代表は候補者を有田から新人候補に差し替え、「勝負を捨てた」といわれている。真面目な有権者は、案外こういうところをしっかり見ている。

 中道改革連合は22日に結党大会を開いた。はてさて1+1が2になるのか、それとも結局一つで終わるのか、見ものだ。(特命記者X)

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    インフレ加速、ローン金利は上昇…高市政権で庶民の実質賃金がプラスに転じることはない

  2. 2

    前橋市長選で予想外バトルに…小川晶前市長を山本一太群馬県知事がブログでネチネチ陰湿攻撃のナゼ

  3. 3

    「ラブホ密会」問題も何のその!小川晶前市長の超“人たらし”戦略 12日投開票の前橋市長選情勢

  4. 4

    高市政権が抱える統一教会“爆弾”の破壊力 文春入手の3200ページ内部文書には自民議員ズラリ

  5. 5

    高市“安倍イタコ政権”にSNSでは《マジでキモい!!!》の声も 伊勢神宮参拝に元首相の遺影持参で物議

  1. 6

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網

  2. 7

    国民民主党はやはり「連合」を捨てるのか? 自民の名指しラブコールで玉木代表“股裂きモテ男”復活

  3. 8

    レアアース禁輸懸念が広がる中…「反中スター」小野田経済安保相の“勇ましいフェイク動画”が大バズり

  4. 9

    統一教会へのエール発覚の自民・萩生田光一幹事長代行が「早期解散」を牽制するセコイ意図

  5. 10

    吉村代表は「勝負の年」とヤル気満々も…チンピラ維新の大本命目標「副首都構想」に暗雲

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網