シリーズ「憲法と日本人」(40)戦前から戦後へ時代に翻弄された憲法学者──軍人政治家・辻政信が中村哲に迫った「踏み絵」
まず辻政信は、中村哲に対して、「あなたは台湾の大学で憲法の講義をしていたが、旧憲法はあなたの学者的良心に一致したという考えのもとで講義をなさったのですか」とただしている。この質問は当時(昭和31年ごろ)の世相を理解している者にとっては、すぐにいろいろなことが見えてくる。もっとも…
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