権力闘争の夏 河野太郎元外相「ポスト高市」の狼煙か…消費減税を猛批判
■「2年後にワタクシが戻す」
党臨時役員会で「実質ゼロ」が全会一致で了承された後も、取材陣に「めどが立った財源で、本当に困っている方、子育て世帯に重点的に給付する経済政策をとるべきだ」などと批判を繰り返した。「ポスト高市」をにらんだ動きなのか。「本人は4度目の総裁選に色気を失っていないが、地元も含め環境を整えられるか微妙」(自民関係者)との声も聞こえる。
政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。
「河野氏の動きが目立ちますが、それに限らず『高市おろし』の狼煙は上がっている。人気取りの消費減税には黙っていられないのでしょう。衆院選後に中東情勢が混迷し、物価高が加速するなど、状況は変化している。臨機応変に政策を打つべきなのに、首相は〈約束は守る〉の一点張り。ロシアによるウクライナ侵攻が引き金となったインフレ進行で、岸田政権も石破政権も経済政策でしくじって倒れた側面がある。経済無策は『おろし』の大義名分になる」
かねて消費減税に反対する石破前首相は「やめたほうがいい。財源はどうするのか。減税しても物価が上がったらどうするのか」とあちこちで発信している。権力闘争の夏になるのか。


















