「フランスの暴動はイスラム系移民の仕業」…11.3米中間選挙で追い込まれた共和党がすがる虚偽情報
「ハイチ移民がペットを食べている」のデマと似た構図
しかし一度広がった言説は元には戻らない。
物価高への不満の高まりで苦戦する共和党にとっては、移民問題へ有権者の関心をそらすことは、巻き返し戦略にもなる。
トランプ大統領は25日、大接戦が続くミシガン州での演説でそれを一歩進めた。同州の民主党上院候補でイスラム教徒のアブドゥル・エルサイード候補を、「ジハーディスト(イスラム過激派)」と根拠を示さずに攻撃した。さらに「民主党が勝てば、ジハーディストの大群を招き入れ、暴力とテロの悪夢をつくり出し、クリスマスすら祝えなくなるだろう」と語気を強めた。
これは、2024年大統領選でトランプ氏が拡散した「ハイチ移民がペットを食べている」のデマとよく似た構図でもある。
共和党が上院多数派を維持するために、ミシガン州は非常に重要だ。この戦略で勝敗の鍵を握る無党派層をつかみ、トランプ氏に不満を抱く共和党支持者を引き戻せるだろうか。



















