本当はザックが頭を抱える、本田のミラン「背番号10」

公開日: 更新日:

 セリエAの名門ミランの「背番号10」が正式決定した日本代表MF本田圭佑(27)。チームに合流後、どのポジションでプレーすることになるのか、現地イタリアでも大きな関心事だ。するとミランのガッリアーニ副会長が「クリスマスツリーなら中盤の右だ」と明言。現地メディアも「ブラジル代表MFのカカと<ダブル司令塔>のペアを組む」とかまびすしい。

「クリスマスツリー」とはDF4人―守備的MF3人―司令塔2人―1トップの布陣のニックネーム。選手の配置図が「クリスマスツリーの形に似ている」ことから、そう呼ばれるようになった。

 ミランの布陣はイタリア代表FWバロテッリが相手ゴール前に陣取って1トップ。その後方左側にカカが、右側に本田が配置される。左のアウトサイドをガーナ代表MFムンタリが、右をイタリア代表MFモントリーボが担当。中央でオランダ代表デヨングが相手の攻撃の芽を摘んでいく。

 本田が任される<ダブル司令塔>は「背番号10」にふさわしいポジションだが、攻撃を差配する選手に欧州主要リーグの中で最も「激しくて悪質なファウルを仕掛けてくる」(サッカー記者)イタリアで、セリエA1年生には荷が重くないのか?

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋