日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

ソチ、W杯熱狂を利用する安倍首相「日本は強い」のロジック

 2014年は「ニッポン」「ニッポン」の連呼が地響きするような年になりそうだ。

 2月にはソチ五輪、6月にはサッカー・ワールドカップ。東京五輪招致と相まって、国威発揚の年になるのだろう。それでなくても、首相の安倍は「スポーツに託して、自らの帰属する国家やアイデンティティーを確認する――それがストレートに表れる典型がサッカーのW杯だ」と明言している。

 恐らくスポーツイベントに合わせて、パフォーマンスを繰り広げる。新聞・TVもそれをあおる。かくて、「ニッポン」の連呼が響き渡り、渋谷の交差点にはハイタッチする人々があふれ、DJポリスが再び、注目されたりするのだろう。

「ネットのバカ」などの著書で知られる中川淳一郎氏はこれを「気色悪い」と感じるひとりだ。

「なぜ、この日だけ、見ず知らずの人々が交差点でハイタッチをしなければならないのか。そうしなければいけないような雰囲気が気色悪いし、そうしたムードを盛り上げるために大メディアは例によって『日本がいかに強いか』を強引にひねり出すわけですよ。コートジボワール戦はNHK、ギリシャ戦は日テレ系、コロンビア戦はテレ朝系が中継しますが、各局が自分の試合こそが決勝トーナメントへの最大のカギだと報じるのは見えている。偏向報道があふれることになるのが気持ち悪い」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のスポーツ記事