「銀銅」の快挙も…人気底上げには遠い国内ハーフパイプ事情

公開日: 更新日:

 ソチ五輪日本初メダルには、「冬季五輪日本最年少メダリスト誕生」という“勲章”も付いた。スノーボード男子ハーフパイプで平野歩夢が「15歳74日」を迎えた現地時間11日、銀メダルを獲得したからである。

 また、18歳の平岡卓が3位をゲット。表彰台トップを逃したとはいえ、中学生と高校生が並みいる強豪を抑え、メダルダブル獲得の快挙を成し遂げた。

 決勝12人中10人目滑走の平岡は、1回目8位から2回目に92.25点を叩き出して2位。11人目の平野がミスなしでクリアして93.50点。2位に繰り上がった。あとは「絶対王者」と呼ばれる米国のホワイトだけ。世界最高峰大会Xゲームで強さを見せ付け、年収8億円の億万長者にして五輪3連覇を狙っていた。

 ところが、ホワイトは1回目で連続転倒。2回目も体勢を崩して90.25点止まり。本命がメダルを逃して4位に終わり、スノーボード関係者は「あの王者ホワイトが何度も転倒するなんて」と仰天だった。

■相次ぐHPコースの閉鎖

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー