女子アイスホッケー ロシア戦敗北決めた疑惑の「ノーゴール」

公開日: 更新日:

 そこまで露骨にやるか。日本代表は1次リーグ2戦目で地元ロシアと対戦。日本が1―2で競り負けて決勝トーナメント進出を逃した。その試合でレフェリーがロシアに“肩入れ”したのだ。

 1点ビハインドで迎えた第1ピリオド18分すぎ、浮田留衣(17)がこぼれ球を押し込んだパックは相手GKの背中の下へ。ゴールラインを完全に割ったのは国際映像にもバッチリ映っていたが、主審のニコル・ハートリック(ドイツ)の判定は「ノーゴール」。日本の抗議で線審も交えて協議したものの、判定は覆らなかった。

 公式ルールではゴールジャッジに関して「得点に関する論争の最終決定はレフェリーが下すものとする」とある。ビデオ判定は、レフェリーか各ゴールに1人ずつ配置されたゴールジャッジが競技役員に要請した場合に限り行われる。日本側の猛抗議にも、ハートリック主審と2人のゴールジャッジはビデオ判定すらしなかった。

 ロシア有利といえば、フィギュアスケートの団体、ペアとアイスダンスではロシアと米国の間で裏取引があり、採点を操作する疑いがあると仏紙が報道したばかり。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  4. 4

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  5. 5

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  1. 6

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 7

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  3. 8

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  4. 9

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ

  5. 10

    官邸幹部「核保有」発言不問の不気味な“魂胆” 高市政権の姑息な軍国化は年明けに暴走する