「素はオトコ」の声も 女子プロゴルフ・一ノ瀬優希の“素顔”

公開日: 更新日:

 開幕戦予選落ちで翌週は優勝。プロ8年目の一ノ瀬優希(25)が、ツアー2勝目を手に入れた。

 この日、トップと2打差3位発進の一ノ瀬は2番でボギーが先行したが、その後はノーボギー。10番でチップインイーグルのツキもあり、15番でこの日4つ目のバーディーを決めて通算7アンダーまでスコアを伸ばして単独首位に立ち、そのままホールアウト。打撃レンジで後続組のプレーを待った。最終18番バーディーの酒井美紀(22)に追いつかれて、プレーオフになっても笑顔だった。自身初のプレーオフは1ホール目に2.5メートルのバーディーパットを沈め、大きくガッツポーズを繰り返した。

「先週は先週、と思うようにしていた。今日はやることをやるだけと思ってプレーしました。(プレーオフは)1ホールで終わらせたいという気持ちが強かったので、入って良かった」(一ノ瀬)

■竹を割ったような性格

 プロゴルファーの父を持ち、高校時代はナショナルチームにも選ばれるなど、ジュニア時代から頭角を現していたが、初優勝はツアー7年目の昨年3月(Tポイントレディス)と遅咲きだった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋