開幕一軍も…巨人ドラ1捕手・小林の出番は阿部の“ケガ待ち”

公開日: 更新日:

「(中日の)谷繁(兼任)監督のようなイヤらしい捕手になれ」

 巨人原辰徳監督(55)が24日、都内で行われたセ・リーグのファンミーティングに参加。ドラフト1位ルーキーで開幕一軍メンバーに入った小林誠司捕手(24=日本生命)にこう注文した。

 オープン戦で盗塁を9回中5度刺した鉄砲肩が武器。原監督も「阻止率凄いよね」とご機嫌だった。非力ともっぱらだった打撃面も、オープン戦打率.318と好調だった。

■育成のための起用は考えず

 とはいえ、正捕手に座るのはあの阿部慎之助(35)だ。ドラ1ルーキーは果たしてチャンスをもらえるのか。小林を指導する吉原バッテリーコーチがこう言う。

「小林は二軍で育成というより、最初から一軍でという構想でした。ただ、阿部はチームの柱。基本的には捕手で出てもらいます。小林の出場機会を増やすために阿部を一塁でという安易な考えはありません。小林の週1先発構想? そういうのも、今のところはない。阿部の体調や故障などがあれば、もちろんチャンスは増えるでしょうけど、現状で阿部を押しのけてスタメンで出るところまではきていない。実松もいるけど、第2捕手を争う位置まではきている。ここからはもらったチャンスで少しずつアピールし続けて、監督に『小林をスタメンで使ってみようか』と思わせることが大事。スタメンは自力で勝ち取って欲しい。育成のために優先的に使うというのは考えていません」

 もっとも、新人が自力で阿部を超えるのは至難の業。原監督は「谷繁のような捕手を目指せ」と言ったものの、出番は首痛を抱えて本調子ではない主将のさらなるアクシデント待ちに限られるようだ。

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