後釜は「田口」「掛布」「潮崎」…今年は監督8人のクビが飛ぶ

公開日: 更新日:

「開幕前の今から腰を浮かせているOBがウジャウジャいるよ」

 苦笑いを浮かべてそう言うのは、在京球団で打撃コーチを務め、今はCS放送と単発契約を結んでいる某野球解説者。「オレもそのひとり」と自虐的に続ける。

「複数年契約を結んでいる巨人・原、ロッテ・伊東、楽天・星野、中日・谷繁の4監督を除けば、あとはみな今季が契約最終年。つまり、8人の監督のクビが飛ぶ可能性がある。後釜を狙う連中はもちろん、首脳陣刷新でコーチのイスが回ってくるんじゃないか、とソワソワしてるんだ」

 実際、早くも後任候補の名前が囁かれる球団もある。例えば、森脇監督が2年契約の最終年となるオリックスでは、OBの田口壮氏が筆頭候補として浮上。和田監督の3年契約が切れる阪神は、関西マスコミの間で「次は掛布しかおらん。そのために、打撃コーディネーターとして球団に戻したんやから」ともっぱらだ。伊原監督が復帰したばかりの西武でも、「最初から1年契約の約束と聞いている。次は二軍監督の潮崎。伊原監督は『自分が1年でチーム立て直しの土台をつくって、来年はヘッドコーチとして潮崎監督を支える』と考えているらしいから、しっかりしてる」と周囲はかまびすしい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」