FW川又とMF青山 ザックの「テーマ」に応えて昇格確実

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 日本代表候補合宿最終日(9日)、流通経済大との練習試合(45分×2本)が行われて参加23選手全員がプレーした。得点を決めたのは新潟FW川又堅碁(24)と売り出し中のC大阪FW南野拓実(19)の2人。

 試合は流経大が、急造チームの代表候補相手に大健闘。川又が「ただ単に点を取っただけ」と言えば、南野も「攻撃で形にならなかった場面もあった」と不満げだった。

■残り1枠を争う南野と塩谷

「今回合宿でザッケローニ監督は<状況判断のスピード>をテーマに置いていた。その部分では広島MF青山敏弘(28)の良さが目立ち、代表メンバー入りの可能性が非常に高い。またレギュラー不在のCF候補として川又と鳥栖FWの豊田陽平(28)が試されたが、軍配は川又に上がる。青山とともに代表メンバーに昇格するでしょう」(マスコミ関係者)

 合宿には多くの女性ファンが訪れ、売り出し中の南野のプレーに嬌声が飛んだ。「今合宿参加選手から計3人が選ばれるとしたら、残り1枠に入るのは、南野とDF塩谷司(25)のどちらかでしょう」(前出のマスコミ関係者)。人気者は当落線上なのだ。

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