「飛び過ぎボール」で実害…?巨人・菅野にアクシデント連発

公開日: 更新日:

 巨人菅野智之(24)がまさかのアクシデントに襲われた。

 16日、ヤクルト戦の二回に相川の鋭い打球が右手を直撃。マウンド上で顔を歪め、そのままベンチに下がった開幕投手の姿にスタンドがざわめいた。

 ブルペンでは急ピッチで笠原が準備を始め、そのまま降板かと思われたが、治療を終えた菅野がグラウンドに姿を現し、今度はスタンドから大きな拍手が。が、これでは終わらなかった。

 続く今浪の打球がなんと再び右手を直撃。またまた顔を歪めることになったのだ。さすがに動揺した菅野は、投手の八木に逆転を許す2点適時二塁打。その後、降板する七回まで無失点に抑えたものの、終盤の乱打戦で開幕4連勝を逃した。

■ベンチの指示通りの打撃が…

 この日、ヤクルトの各打者には「制球がいい菅野には追い込まれたら勝負にならない。早いカウントから積極的に甘い球を狙っていくこと。特にスライダー系の球に的を絞り、センターから右に打つ意識を徹底しろ」との指示がベンチから出ていた。その通りの打撃が菅野を襲い、危うく大ケガにつながるところだった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」