釜本邦茂氏がW杯日本代表「ストライカー陣」を徹底検証

公開日: 更新日:

■大迫の成長には拍手だが……

 大迫の心意気には拍手を送りたい。代表ボーダーラインにいることを自覚した大迫は1月、ドイツ2部の1860ミュンヘンに移籍した。大きな賭けだった。慣れない異国暮らしで心身ともにコンディションを崩した場合、ブラジル行きを逃すことになる。勇気を持ってチャレンジし、見事にW杯代表メンバー入りを果たした大迫に敬意を表したい。しかし……万能型ストライカーと評価されてフィジカルの強さ、ポストプレー、シュート力、スピードと平均点。W杯の大事な場面でゴールを決めるイメージが、なかなか湧いてこないのが正直なところ。

■岡崎1トップは絶対反対

 ドイツ1部で今季15ゴールのFW岡崎を相手ゴールの一番近いところでプレーさせるべき。そんな声が聞こえている。明確に反対と言わせていただく。

 サイドアタッカーとして「執拗に相手DFの裏を狙っていく」プレーに専念して欲しい。

 持論がある。1トップには「本田圭佑をデンと置く」べきだ。彼の良さは「当たり負けしないフィジカルの強さ」「ボールを失わない」「体勢を崩してもシュートに持ち込める」が挙げられる。1トップの方が「日本代表にとってプラスになる!」と断言したい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗