のびのび野球で快勝? ナインを見守った闘将のユニホーム

公開日: 更新日:

 闘病中の指揮官に代わり、エースの完封劇を見届けたのは「物言わないユニホーム」だった。

 腰椎椎間板ヘルニアと国指定の難病、胸椎黄色靱帯骨化症で戦線離脱の楽天星野監督。26日の試合から佐藤投手コーチに監督代行を任せ、近日中にも手術を行うという。

 そんな指揮官不在となった28日の巨人戦、エースの則本が先発した。誰が置いたのか、ベンチで闘将のユニホームが見守る中、巨人打線をわずか3安打に抑える完封勝利。試合後は背番号「77」と共に笑顔を見せた。

 打線も六回までに巨人先発の大竹を打ち崩すなど、投打がかみ合った楽天。

 その場にはいなくとも、ユニホームを通して闘将のゲキが届いたのか――と言いたいところだが、ガミガミと口うるさい指揮官から解放されて、のびのび野球が出来たからというのが真相か。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  3. 3

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 4

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  5. 5

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    高市首相の台湾有事発言は意図的だった? 元経産官僚が1年以上前に指摘「恐ろしい予言」がSNSで話題

  3. 8

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  4. 9

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  5. 10

    高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に