唯一の新人「侍J」巨人・小林 来季正捕手奪取に攻守の“師匠”

公開日: 更新日:

 強肩という武器がある守備はまだいいとして、1年目の打率は.255。ヤクルトからFAで捕手の相川の入団も有力視されている。もちろん守備は大事だが、かつての阿部のように打たなければ、正捕手は遠いということなのだ。球界関係者が言う。

「小林が楽しみにしているのは、メジャーの技を間近で見られることだけではない。侍ジャパンの不動の4番、日本ハム中田翔の存在です。同じ広島出身で同い年。知らない仲ではないけど、気軽に食事に誘い合うほど親しくもないようです。ただ、小林と親交がある同学年の広島・菊池を間に入れれば、コワモテ中田にも近寄りやすい。中田と菊池は球宴の時も食事に出掛けるなど仲がいい。侍として一緒に全国を回っている間に『89年会』を開き、中田からいろいろ打撃の話を聞き出したいのです」

 守備はメジャーから、打撃は同級生の中田からヒントをもらい、来季の正捕手争いにつなげたいところだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘