“発掘人”に聞く ハリルホジッチ監督で日本代表はどう変わる

公開日: 更新日:

――確かに長友の右サイド起用は、非常に興味深い。長友は右利きのため、左サイドでは切り返しての右足クロスが日本代表でも目立ちました。右サイドならタテへの突破も増えるでしょう。左サイドはサイドバックの太田と武藤のFC東京コンビという手もあります。最後にハリルホジッチ監督で日本のサッカーはどのように変わると思いますか。

「ハードワーク、攻守の切り替えの早さ、規律などがキーワードですが、選手の個性は十分に尊重すると思います。複数のポジションをこなせる選手、オシムさんの言うところの《ポリバレントな選手》は必ずセレクトするでしょう。さらにジョーカーとしてスピード、突破力など《違いの出せる選手》も3人くらいは必要になってくる。年齢で選手を判断することはなく、例えばG大阪MF遠藤もピークを維持していれば使うでしょう。ただし、チームの軸に固定することはないと思います。いずれにしても、チーム内の競争が激しくなるのは間違いありません。どれだけ日本代表が活性化していくのか、今後も注視していきたいと思います」

■サプライズは8月の東アジア杯で

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも