ソフトバンクの「ベンチ漏れ」投手陣に阪神が“垂涎”の理由

公開日: 更新日:

「投手が狙い目だよな」

 某球団の編成がソフトバンクについてこう言っている。

「いくら投手は何人いてもいい、とは言っても、特に先発投手はうなるほどいるからね。開幕投手の摂津をはじめ、松坂、スタンリッジ、大隣がいて、飯田、武田という若手も芽が出てきた。中堅どころの大場、巽なんて一軍で出番があるかどうかもあやしいくらい。その大場、巽あたりを狙っている球団はウチを含めて少なくない。中でも阪神が熱心だと聞いているよ」

 阪神といえば、メッセンジャー、能見、藤浪、岩田の4人の開幕ローテ入りが決定的。5、6番手の椅子をめぐって、2年目の岩崎、若手の岩本、新人の石崎(新日鉄住金鹿島)もアピール中だ。

「ただ、この先発4人衆以外はこれという実績はないし、中継ぎの福原が故障するなど、リリーフも手薄だ。昨季のチーム防御率はリーグ5位の3.88と低迷したこともあり、球団創設80周年で是が非でも優勝したい球団としては、特に投手陣の強化に力を入れているのです」(マスコミ関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾