ハリル初陣飾るも…代表新顔は「不完全燃焼」の評価ばかり

公開日: 更新日:

 結局、試合が動いたのは、後半15分に交代出場したFW本田圭佑(28)とMF香川真司(26)の二枚看板に加え、現役代表最多41得点FW岡崎慎司(28)が後半27分に登場してから。後半33分に岡崎→香川→本田とボールが渡り、本田のクロスを岡崎が先制ヘッド。その5分後の2点目は本田→岡崎→香川とボールがつながり、香川のシュートをGKがはじいたコボレ球を本田が左足で押し込んだモノ。つまるところはザッケローニ元監督、アギーレ前監督時代の主軸がいないと点が取れないということなのだ。

「序盤は、中盤でのボール回しなどテンポもリズムも悪く、長らく代表の屋台骨を支えてきたMF遠藤(保仁=35)や本田、香川不在の影響が感じられました。代表新顔の面々も《競争原理を植え付ける》ほどの存在感は見せられず、不完全燃焼感は拭えません」(サッカージャーナリスト・六川亨氏)

 試合後、ハリルホジッチは「満足した。この勝利で大きな一歩を踏み出した」と言ったが、喜ぶのはまだまだ早い。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    眞子さん極秘出産で小室圭さんついにパパに…秋篠宮ご夫妻に初孫誕生で注目される「第一子の性別」

  2. 2

    芳根京子“1人勝ち”ムード…昭和新婚ラブコメ『めおと日和』大絶賛の裏に芸能界スキャンダル続きへのウンザリ感

  3. 3

    大リストラの日産自動車に社外取締役8人が「居座り」の仰天…責任問う大合唱が止まらない

  4. 4

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  5. 5

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  1. 6

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  2. 7

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  3. 8

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  4. 9

    “虫の王国”夢洲の生態系を大阪万博が破壊した…蚊に似たユスリカ大量発生の理由

  5. 10

    関西の無名大学が快進撃! 10年で「定員390人→1400人超」と規模拡大のワケ