大量リードで守護神連投 DeNAは“空費”采配で「貯金1」

公開日: 更新日:

 これだから、「ベイスターズ最大の不安は中畑監督」なんていう声が出るのだろう。

 大量6点リードで迎えた昨1日の広島戦の最終回。山崎康(22)の登板を告げる場内アナウンスが流れると、スタンドのDeNAファンからはざわめきが起こった。前日の試合でプロ初セーブを挙げ、指揮官が改めてチームの守護神を任せると明言したこの新人右腕をセーブがつかない場面で連投のマウンドへ。

 しかも、横殴りの雨が降る悪コンディションだったから、4本の長短打を浴びて3点を失った“守護神”に、同情の声が集まるのも当然だった。

「点差が開いた場面での山崎の起用? 連投もそうだけど、こういうゲームはスキを見せるとやられる。勝ちゲームには全部投げるんだというくらいの気持ちでね」とは、試合後の中畑監督。それじゃあ、ただのリリーフ投手と一緒じゃないか。こんな無駄遣いをしていたら、本当のストッパーには育たない。相手にもナメられる。

「今年は作戦面のミスが少ない。内容としては素晴らしい勝ちパターンがつくれた」と自画自賛して会見を締めた中畑監督。

 そうとは思えないのだが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然