辛口対談 “誤算”だらけのプロ野球開幕1カ月を評論家が斬る

公開日: 更新日:

――広島の選手も「黒田さんに勝ちをつけなきゃいけない」「オレのエラーで負けたら広島の街を歩けなくなる」と話しています。

山崎「経験の浅い野手は、それじゃあチビりますよ」

高橋「ファンや地元が盛り上がるのはいいけど、チームの中でそうした雰囲気が蔓延すると危険だな。中にはそうは思ってないヤツもいるわけだから。『同じチームメートなのに、何で黒田のためだけなんだ』と。山ちゃんの言ったように、あまりにも黒田フィーバーになっちゃうとねえ」

山崎「浮足立っている気はします。選手が本来の力を出せていない」

高橋「最下位だからマスコミも騒がなくなってきたね(笑い)。ただまあ、昨年37本塁打のエルドレッドがいないのも大きい。終盤に一発を打てる選手がいないピストル打線ってのは、投手からしたら怖くないんだよ」

ヤクルトは中川のリードが光る

――広島とは逆の意味で「誤算」なのが昨季最下位だったヤクルト。チーム防御率も2.01です。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは