離脱中のシャルケ内田がアシカに“餌づけ” ファンは心境複雑

公開日: 更新日:

■ハリルホジッチ監督も「少し心配」と言及

 というのも、現在のシャルケのチーム状態は散々。10日のケルン戦で0-2の敗戦を喫し、翌日にMFケヴィン・プリンス・ボアテング(28)とMFシドニー・サム(27)に契約解除を言い渡したばかり。シャルケ幹部が同選手らについて「信頼関係はもはやない」と語るなどピリピリムード。内田のニュースが発表されたのはこうした雰囲気の最中だっただけに、首を傾げるファンもいるわけだ。

 内田は現在、右膝蓋腱炎でチームを離脱中で、今季の復帰は絶望と見込まれている。そんな内田について11日には、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ(62)監督も「少し心配している」と言及。「我々は右サイドに問題を抱えている」と語り、センターバックが本職の塩谷司(26・サンフレッチェ広島)と丹羽大輝(29・ガンバ大阪)を国内合宿(12、13日)に招集して右SBとしてテストするなど、内田の代わりを探している。

 プロサッカー選手がホームタウンのイベントに参加するのは仕事の一環とはいえ、内田はどんな心境でアシカの「パリス」にエサを与えたのだろうか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態