相手棄権で16強進出 錦織「丸3日休養」で全仏初制覇に追い風

公開日: 更新日:

 運が向いてきたのは間違いない。

 男子テニスの全仏オープンに出場中の錦織圭(25)が、3回戦を直前に控えた28日、よもやの「不戦勝」でベスト16入りを決めた。

 錦織は29日の3回戦に出場する予定だったが、この日になって対戦相手のベッカー(33=ドイツ)が右肩負傷を理由に棄権を発表。おかげで2年ぶりとなる4回戦進出が決まった。

 この「1勝」、4大大会初制覇を狙う本人にとって、メリットは大きい。

 3回戦の相手になるはずだったベッカーは今大会、ノーシードながら2回戦で第32シードのベルダスコ(スペイン)にフルセットで勝利。その勢いのまま、錦織に挑むはずだった。

 ベッカーと錦織の対戦成績は2勝2敗の五分。拮抗している相手と、球足が遅く番狂わせの起きやすいクレーコートでの対決を避けられたのはデカい。

 なおかつ、31日に予定される4回戦まで丸3日間も休養できる。本人はこの日、「(ベッカーの)ケガのことを聞き、とても残念に思う」と自身のフェイスブックでつづったが、5セットマッチの3セット先取というタフな試合が続く今、この不戦勝は精神的にも肉体的にもプラスだろう。

 もっとも、「タナボタ勝利」を今後に生かせるかどうかは本人の実力次第だが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る