不可解な控訴断念 水泳・冨田の“優柔不断”に支援者も呆れた

公開日: 更新日:

 冨田はアジア大会期間中に窃盗の容疑で警察当局から事情聴取を受け、「カメラを見た瞬間、欲しくなった」と供述。選手村の自室から被害品が見つかり、いったんは罪を認めて罰金100万ウォン(約11万円)を納めて帰国した。が、帰国後に「迷彩ズボンをはいたアジア人の男にカメラを無理やりカバンに入れられた」などと一転して無罪を主張。正式裁判を申し立てたのだが……。

「誰もが思うことですが例えば、見知らぬ第三者にカメラを入れられたというのなら、その場に置いていくなり、すぐに関係者に相談すれば、ここまで大ごとにならなかったわけです。支援者がそういうことを確認しても、何度か開いた会見でもそうだったように本人は、ボソボソと小さな声で話して要領を得ない、ということが少なくなかったそうです。周りが必死になっているのに肝心の本人がハッキリしない。学生時代から応援していた支援者の中には冨田から離れていった人もいたと聞きます」(マスコミ関係者)

 支援者じゃなくても、やっていないのなら、最後まで闘うべきだろう、と思う。控訴断念の理由は「これ以上やっても意味がない」。少なくともそれは、アスリートの言葉ではない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理