原監督が激怒 “炎上”内海の後釜に挙がる「ドラ1候補」の名前
1月の会議からAランクの1位候補は6、7人と人数こそ変わらないが、左腕では明大・上原、原監督の後輩でもある東海大相模・小笠原、右腕ではセンバツで活躍した県岐阜商・高橋らのほかに、同部長によると、仙台大・熊原、富士大・多和田の2投手がAランクに割って入ったようだ。
野手では慶大・谷田、明大・高山の左の強打者が1位候補。貧打にあえぐチーム事情や、40歳の高橋由、36歳の阿部の後釜という意味でも、左の長距離打者は補強ポイントではある。ただ、2人とも巨人では余剰気味の外野手なのがネック。前出の球団関係者が言う。
「昨年から打線は苦しんでいますが、打者は今オフに大物をFA補強するプランがある。ドラフトは33歳の内海と34歳の杉内の後継者として、先発投手の補強、育成が急務というのが原監督の意見です。これまで先発投手陣が頑張ってはいるものの、先のベテラン2人や外国人2投手は将来的にはアテになりません。エースの菅野と新人の高木勇以外に先発の柱になるような投手が欲しいということです。もちろん、左腕ならなおいいという要望もある。今年のドラフトは好投手が多いこともあるし、会議の日に故障明けの内海が炎上。1位指名は投手になる見込みです」
6日に登板予定の杉内は現在5勝(1敗)と好調だ。指揮官がドラフト1位で欲しいのは、「内海の後釜」である。