巨人ドラ1候補に「東北の大学生2投手」急浮上の舞台裏

公開日: 更新日:

「去年、(巨人の)スカウトは『今年はいい投手が少ない』って言ったんだよ。でも大瀬良(広島1位)が10勝以上? 又吉(中日2位)とかヤクルトの秋吉(3位)、三上(DeNA4位)もそう。いい投手がいるじゃないか。2年前の小川(ヤクルト=12年2位)とか。うちのスカウトは何を見てるんだってね」

 今季は2位・戸根、3位・高木勇が一軍で活躍しているが、もし使い物にならない選手を指名したら、スカウトへの風当たりはますます強くなる。他球団はこう指摘する。

「最近の1位は11年の菅野(日本ハム入団拒否)、13年の石川(ロッテ)と、いずれも2分の1の確率の抽選を外した。外れ1位は11年は高校生左腕の松本竜、13年は社会人捕手の小林。外れ1位勢が文字通り、“外れた感”があることで、かつては1番人気の選手を堂々と指名する球団方針だった巨人が、他球団の動向を気にしながら、昨年の岡本のように『一本釣り』を狙う方向に変化がみられる」(前出スカウト)

 こうして1番人気の高橋からベタ降りし、確実に東北の大学生投手を一本釣りする可能性が急浮上しているのである

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  2. 2
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  3. 3
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

  4. 4
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 5
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  1. 6
    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

  2. 7
    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

  3. 8
    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

  4. 9
    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

  5. 10
    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終