下位打線“降格”で奮起 広島2年目・田中広輔を徹底解剖

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■伝説スライディング

 闘志あふれるプレーが持ち味。同学年で二塁手の菊池涼介は「入団前、(漫画)ドカベンの土佐丸高校ばりの“殺人スライディング”をする気合の入った選手が入ってくるってチームで話題になった」と証言。高3夏の神奈川大会決勝の桐光学園戦だった。本塁のクロスプレーの際に、ド迫力スライディングで相手捕手を負傷退場させてしまった。

「そんなこともありましたね。どうしても甲子園に行きたかったんです」と本人は苦笑いするが、前出の堀井監督は「厳しい試合では田中のようなガッツが必要になる」と言う。「これまでの野球人生で大きなケガをしたことがない」と胸を張る男が、低迷するチームを浮上させるキーマンになる。

▽たなか・こうすけ 1989年7月3日、神奈川県厚木市出身。東海大相模、東海大を経て、JR東日本からドラフト3位で広島入団。12年都市対抗野球では若獅子賞を獲得し日本代表。172センチ、81キロ。右投げ左打ち。年俸2200万円。家族は夫人。

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