チェスやトランプも…東京五輪「追加種目」応募“本当の狙い”

公開日: 更新日:

 本当に採用を願っているのは一部だけだ。

 12日、都内で2020年東京五輪パラリンピック組織委員会の理事会が行われ、IOC(国際オリンピック委員会)承認の国際競技連盟・連合33のうち、26もの連盟・連合が追加種目に応募したことを報告した。

 野球ソフトボールを筆頭に過去にも追加種目の候補になったスカッシュ、ローラースポーツもあるが、中にはペタンク・ブールを筆頭に馴染みが薄いどころか、見たことも聞いたこともない競技まで名前を連ねている。

 例えばペタンクはフランス発祥の球技で、日本では主に老人ホームのレクリエーションや地域の老人会で大会が行われ、知る人の方が少ない。コーフボール、ネットボール、フロアボールは球技、水中スポーツは水の中で何かをやるくらいは名前を聞けば想像できる。オリエンテーリング、ブールスポーツ、エアスポーツときては、もはや何がなにやら、だ。チェスやブリッジ(トランプゲームの一種)に至っては、そもそもスポーツなのかすらも怪しい。

■立候補で顔を売る政治家と変わらず

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも