中国人選手と契約のMLB 野球普及を目指す“本当の狙い”

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「米国防総省は対中国で強硬路線ですが、オバマ大統領は世界が多極化しても構わない、中国に対してもある程度の譲歩は必要で、付かず離れずの関係を維持したいと考えています。ケリー国務長官が新たな配慮をし、中国の意向に譲歩する姿勢を示したのもそんな背景があるからです。米国がかつて日本に対してしたように、民主主義を浸透させる手段のひとつとして野球を使う可能性もあります」

 競技の特性を利用したい米政権の思惑もあって、これまで以上に野球を普及させようという機運が高まる。

 戦後の日本で急速に野球が普及していったように、自己犠牲のかけらもないお国柄だからこそ、いったん火が付けばそれこそ広大な国土の隅々まで野球が浸透していくかもしれないのだ。

「北米大陸以外の最大のマーケットは日本ですから、MLBはそれ以外の市場を確保したいのでしょう。ターゲットは中国の子供たちです。レッドソックスが中国に目をつけた08~09年ごろ、MLBは『プレーボール』というプログラムを作り、富裕層を狙いました。子供たちが野球に興味をもち、面白いスポーツだと思えば自然と普及していきますからね。中国の最近の中央指導部は米国帰りの若手指導者が増えています。2、3世代後に向け、徐々に野球という競技の裾野は広がっていくかもしれません」(鈴村氏)

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