カメラマンと接触で負傷のボルトは400mリレー出場微妙か

公開日: 更新日:

「今頃、ライバル国の関係者はほくそ笑んでいることだろう」――。

 世界陸上が行われている北京の「鳥の巣」ではこんな声でもちきりだった。

 27日の男子200メートル決勝はウサイン・ボルト(29=ジャマイカ)が今季世界最高の19秒55で制し、100メートルと合わせ2冠を達成。ゴール後、ジャマイカ国旗を身にまとい、観衆の声援に応えている時だった。セグウェイに乗って撮影していた地元テレビ局のカメラマンと接触して転倒。左脚にかすり傷を負った。患部から血を流しながら各国テレビ局のインタビューを受けたボルトは「大丈夫。何も問題ない」と軽傷を強調したが、不安は尽きない。今後の状態次第では29日の400メートルリレーへの出場は微妙になってきた。

 まさかとは思うが、ボルトの負傷はライバル国が仕向けたものなのか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    横綱・大の里まさかの千秋楽負傷休場に角界から非難の嵐…八角理事長は「遺憾」、舞の海氏も「私なら出場」

  3. 3

    2026年大学入試はどうなる? 注目は公立の長野大と福井県立大、私立は立教大学環境学部

  4. 4

    東山紀之「芸能界復帰」へカウントダウン着々…近影ショットを布石に、スマイル社社長業務の終了発表か

  5. 5

    「総理に失礼だ!」と小池都知事が大炎上…高市首相“45度お辞儀”に“5度の会釈”で対応したワケ

  1. 6

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  2. 7

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  3. 8

    義ノ富士が速攻相撲で横綱・大の里から金星! 学生相撲時代のライバルに送った痛烈メッセージ

  4. 9

    同じマンションで生活を…海老蔵&米倉涼子に復縁の可能性

  5. 10

    独立に成功した「新しい地図」3人を待つ課題…“事務所を出ない”理由を明かした木村拓哉の選択