日本スポーツ界で「アフリカ系ハーフ選手」続々頭角の背景

公開日: 更新日:

 単なる偶然ではない。25日、世界陸上男子200メートル予選4組で、日本史上最年少出場となったサニブラウン・アブデル・ハキーム(城西高2年)が、100メートル銀のガトリンに次ぐ2位(20秒35)で26日の準決勝へコマを進めた。

 このスプリンターの父はガーナ人だが、今年の夏の甲子園を沸かせたオコエ瑠偉(関東第一3年)と女子バレー日本代表の宮部藍梨(金蘭会高2年)の父もナイジェリア人。ラグビー日本代表の松島幸太朗(22・サントリー)の父はジンバブエ出身だ。

 さらに、オコエの妹・桃仁花(明星学園高2年)も女子バスケットU-16日本代表候補に入り(代表は落選)、父がベナン出身の八村塁(明成高3年)は、男子バスケの日本代表に選ばれた。オリックスドラフト2位ルーキー宗佑磨内野手の父はギニア人だ。高校野球の地区予選で敗退したチームの中にも、プロが注目するアフリカ系ハーフの選手はいた。

 どうして急にアフリカ系ハーフのスポーツ選手が続々と頭角を現したのか。ある輸出入業者関係者が言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?