WCゲーム見据え ヤンキース田中が異例の「リリーフ登板」も
右太もも裏の張りを訴えているヤンキース・田中将大(26)が火消し役を任されそうだ。
ヤンキース・ジラルディ監督は27日(日本時間28日)のホワイトソックス戦を前に会見。仮に田中が10月1日のレッドソックス戦で先発できない場合、同カードで2イニング程度、調整登板させる考えを明かした。
当初は29日(日本時間30日)のレッドソックス戦での復帰が予定されていたが、患部の回復が思わしくなく見送られた。首位ブルージェイズとの地区優勝争いに敗れた場合、1試合制で行われる10月6日(同7日)のワイルドカードゲーム(WCゲーム)に進むため、ヤンキース首脳陣は後半戦で安定した投球を続けてきた田中をWCゲームで起用する方針だ。
18日のメッツ戦を最後にマウンドから遠ざかっているが、1日に登板すれば、WCゲームは中4日のマウンドになる。指揮官は地区シリーズ進出に向けて田中を万全の状態で起用したいようだ。