FIFA次期会長目指すジーコの仰天“清廉潔白”エピソード

公開日: 更新日:

 汚職にまみれたFIFA(国際サッカー連盟)の騒動が元ドイツ代表のレジェンド、ベッケンバウアー(70)にも飛び火した。21日、FIFA倫理委員会が「ベッケンバウアー氏も調査対象になっている」と発表。地元メディアは「W杯招致の買収疑惑」を書き立てている。あの“皇帝”まで……とサッカー界は大揺れだ。

 FIFAは、ブラッター会長を筆頭に幹部、理事の90%以上がクロといわれている中、改革派の旗頭としてクリーンなイメージがあった元フランス代表でFIFA副会長のプラティニにもスキャンダルが発覚。11年にブラッターから名目不明の2億5000万円が支払われたことが明らかになり、出馬の意向を示していた来年2月のFIFA会長選も辞退せざるを得なくなっている。

 ベッケンバウアーに関しては、一部から「次期会長に適任では?」という声が上がっていた。その矢先の「W杯招致買収疑惑」騒動でこちらもアウト。FIFAは解体の危機に瀕していると言っていいが、「公私にわたってクリーンな人物にFIFA会長を任せるしかないのは明らか。サッカー界に適任者がいます」と、Jリーグ関係者がこう続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」