NPBなぜ弱腰 巨人への制裁金1000万円の“抑止力”に疑問符

公開日: 更新日:

 1970年前後に起きた黒い霧事件(暴力団と選手が関与したプロ野球界の八百長事件)では、主力選手が複数、永久追放処分となった西鉄(現西武)は戦力が著しく低下。ボロボロになって身売りした。球団が直接、制裁を科せられたわけではないが、八百長選手を出した球団が1つ吹っ飛んだのだ。

「永久追放になった選手は野球人生に終止符を打たれた。さらに、西鉄球団が消えた衝撃は大きかった。八百長をやった選手は自分だけでなく、多くの人の人生まで狂わせた。他球団の選手たちもそれを目の当たりにしたからこそ、襟を正さなければいけないと皆が思った。野球選手は子供の頃から野球しか知らない。ボロボロになれとまでは言わない。でも、巨人が大きな痛手を被る処分を受ければ、すなわちそれが今後の抑止力になるわけです」(前出・菅野氏)

■「NPBは巨人にビビっている」

 巨人自らが球団首脳に行った「お仕置き」も軽い。久保球団社長と桃井球団会長は、取締役報酬の50%を期限を定めずに返上。渡辺恒雄最高顧問と白石オーナーは、取締役報酬の2カ月分を自主的に返上するという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    2026年夏の甲子園は「不作」を通り越して“凶作”…プロスカウトが指摘する異変の原因

  2. 2

    ヤンキースの「横浜・織田翔希獲得プラン」をスッパ抜く! キーマンに挙がる“日本人実業家”の名前

  3. 3

    夏の甲子園投手 プロ注目の4人をスカウト「ガチ評価」最注目の横浜・織田翔希には“意見”割れる

  4. 4

    佐藤輝明の「メジャー移籍強行突破」に現実味…“阪神残留説”も「折れるつもりはない」の声

  5. 5

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  1. 6

    佐藤輝明「三冠王」なら年俸いくら? メジャー流出阻止へ阪神が用意する破格の条件

  2. 7

    沖縄尚学・末吉良丞は「TJ手術見込み」でもドラフト指名されるのか…プロ入り断念、大学進学のウワサも噴出

  3. 8

    日本ハム清宮幸太郎は「代打打率.625」 スタメン落ちに文句タラタラでも新庄監督の思うツボ

  4. 9

    日本ハム新庄監督に「自分に甘く他人に厳しい」の特大ブーメラン! “お気持ち表明”も非難轟々

  5. 10

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒