ラグビー日本代表次期HC 「最終名簿」に残った5人の名前

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■清宮氏に足りない国際経験

 かつてサントリーのコーチを3年間務め、スーパーラグビーのレベルズ(豪州)を指揮していた現リコーHCのダミアン・ヒルや、U21豪州代表やスーパーラグビーのブランビーズ(豪州)を率いた現サントリーHCのアンディ・フレンド(46)などの名前も挙がっている。

 あるラグビー関係者が言う。

「この中で、W杯とスーパーラグビーの両方で指揮をとり、実績を残しているのは、パナソニックのディーンズHCだけ。国際経験を重視するならディーンズで決まりでしょうが、ジョーンズ前HCのやり方を引き継ぐのがベストだと考えればフレンドかもしれない。ヤマハ(発動機)の清宮克幸監督(顔写真)も候補のひとりですが、国際経験という点では他の4人にかなわない。優先順位は一番最後でしょう」

 誰が日本代表HCになるにしても、気になるのは待遇だ。

「ジョーンズ前HCは、契約した南アのストーマーズを見捨ててイングランド代表HCに就任した。ストーマーズの年俸は、南アでは破格の500万ランド(約4300万円)といわれていた。この金額が一つの目安になると思う。日本代表のHCだけなら、年間の拘束時間は半年未満ですから、日本円にすれば年俸はおそらく1500万~2000万円。日本チームとして初参戦するスーパーラグビーのサンウルブズHCも兼務すれば5000万円ぐらいではないか」(前出の関係者)

 エディーの次はロビー・ジャパンか……。

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