巨人・岡本が台湾Wリーグで大活躍 “先輩”大田は崖っぷち

公開日: 更新日:

 巨人岡本和真(19)が成長の1年を終えた。参加していた台湾のウインターリーグを終えて21日に帰国。現地では19試合で20打点を挙げて打点王に輝いた。26安打でチームトップの打率.388、3本塁打の活躍を見せ、「(秋季)キャンプでやったことを試せてよかった」と正三塁手を狙う2年目の来季へ向けて弾みをつけた。

 首脳陣の打撃の評価は高い。秋季キャンプで密着指導を行った内田打撃コーチは「(素質は)47年間のプロ野球人生で群を抜いている。来年は一軍のレギュラークラスの感触はあったと思う」と絶賛。三塁のレギュラー村田を脅かす勢いで、年明けには主将の坂本、長野、村田らとグアムで自主トレを行う成長株だ。

 対照的なのは背水の8年目を迎える大田泰示(25)である。ドラフト1位で鳴り物入りで入団。右の大砲で大型三塁手として期待されたところまでは岡本と一緒だ。が、大田の方は三塁はクビになって外野へ転向。それでもレギュラーに定着することなく、7年間も鳴かず飛ばずで今に至るのだ。

 ラグビー日本代表のエディー・ジョーンズ前ヘッドコーチも絶賛した恵まれた体格、有り余る身体能力は誰もが認めるところ。では一体何がダメなのか。「考え方、要するにメンタルではないか」と、球団関係者が言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  5. 10

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  2. 2

    帝釈天から始まる「TOKYOタクシー」は「男はつらいよ」ファンが歩んだ歴史をかみしめる作品

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  5. 5

    立川志らく、山里亮太、杉村太蔵が…テレビが高市首相をこぞってヨイショするイヤ~な時代

  1. 6

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  2. 7

    森七菜の出演作にハズレなし! 岡山天音「ひらやすみ」で《ダサめの美大生》好演&評価爆上がり

  3. 8

    小池都知事が定例会見で“都税収奪”にブチ切れた! 高市官邸とのバトル激化必至

  4. 9

    西武の生え抜き源田&外崎が崖っぷち…FA補強連発で「出番減少は避けられない」の見立て

  5. 10

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ