“中年の星”山本昌が明かした「現役生活32年間」の秘訣

公開日: 更新日:

 仕事も同じでしょう。目立つことではなくても、自分のため、会社のためになると思うことを続けていけば、そのうち上司や同僚が賛同してくれるようになり、最終的に大きな成果として会社に還元できるかもしれない。

 引退会見では「悔いはあるけど後悔はない」と話しました。一生懸命やったことは後悔はしていないけど、あの時、こうやったらもっとうまくやれたのにな、という悔いはある。僕はもともと自信がない人間。小、中学校時代は補欠でした。がんばっていた時代があったから、50歳まで野球をやらせてもらえたのかもしれません。

 心の持ちようだと思います。普段からどうやればもっとうまくいくのか、と前向きな気持ちでいた方がいい。そうすれば自分がやるべきことが見えてくるのではないでしょうか。

■気分転換は?

 山本さんは野球解説者、評論家として第二の人生をスタートさせた。

「今は野球をしっかり勉強したいと思っています。15年にはCS、日本シリーズで解説の仕事をさせていただきましたが、作戦面についてはまだまだ素人だなと感じます。意外と何もわからないままマウンドに立っていたんだなと。たとえば守備でいうと、この局面でなぜ外野が前に出てきたのかということだったり、意図を理解するまでまだタイムラグがある。見ていて一瞬で感じて、言葉にできるようになることが当面の目標です」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  2. 2

    激太り危機は今や昔…浜崎あゆみ「激ヤセ説」も「連日ケーキ2個」の健啖ぶり

  3. 3

    オレが立浪和義にコンプレックスを抱いた深層…現役時代は一度も食事したことがなかった

  4. 4

    小芝風花&森川葵はナゼ外れた? 来秋朝ドラ「ばけばけ」ヒロインを髙石あかりが射止めた舞台裏

  5. 5

    「備蓄米ブーム」が完全終了…“進次郎効果”も消滅で、店頭では大量の在庫のお寒い現状

  1. 6

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  2. 7

    カブス鈴木誠也に「打点王」がグッと近づく吉報 “目の上のタンコブ”スアレスにア・リーグへのトレード情報

  3. 8

    立浪和義の「白米禁止令」は星野仙一イズムの継承だろう…かつては自身も大目玉を食らっていた

  4. 9

    参政党の公党にあるまじき「メディア排除」気質…会見場から神奈川新聞の批判記者を締め出し

  5. 10

    さや氏「略奪婚は人の道に反する」と否定もネットでは“今井絵理子枠”確定の皮肉…胸元露わな妖艶スタイルも