熾烈ヤクルト外野手争い 故障不安消えたバレ補欠の現実味

公開日: 更新日:

「たしかにバレは昨年9月、リハビリ過程で一軍に復帰し、徐々に調子を上げていくと思ったが、日本シリーズまで結局、本来の力を発揮できなかった。足を手術した影響や、今年で32歳を迎えるとあって、徐々に衰えが出てきているのかもしれない。もし、調子を取り戻したとしても、これまでのように本塁打を量産できるかはわからない」(ヤクルトOB)

 昨オフ、ヤクルトは、オリックスから坂口、日本ハムから鵜久森と2人の外野手を獲得。外野にはこの2人に加え、上田、比屋根、内野手登録の田中、荒木らも控えており、ポジション争いは熾烈。しかも、昨季はバレンティンがいなくてもリーグ優勝を果たした。開幕から結果が出なければ、そのうちスタメン落ちする可能性もある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」