リオ五輪はメダル期待薄 日本ボクシングにルール改正の壁

公開日: 更新日:

 国際ボクシング協会(AIBA)による13年3月のルール改正が影響しているからだ。採点基準が大幅に変更され、ストレート主体の力強く破壊力のあるパンチが重視されるようになった。

 同じ階級同士でも日本勢にとって現行のルールは、海外勢に比べて不利だという。

 ある代表コーチは「スピードや手数よりも、どちらかといえば一発の重みが優先される傾向にあるのです。リオでは各階級とも苦戦が予想されます。下手をすれば出場権さえ得られない階級もあるのではないか」と苦しい胸の内を明かした。

 もっともロンドンでも開幕前の村田、清水への期待は低かった。リオで下馬評を覆す選手は出てくるのかどうか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑