いまだ課題山積のリオ五輪 土壇場で開催返上の大ピンチ

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 かねて開催が危ぶまれていたリオ五輪(8月5日開幕)が、いよいよ中止に追い込まれるかもしれない。

 陸上競技の会場である「エスタジオ・オリンピコ・ジョアン・アベランジェ」で競技が実施できない可能性が浮上したからだ。複数のブラジルメディアが4日に伝えている。

 報道によると、同競技場は普段、プロサッカーチーム「ボタフォゴFR」が本拠地として使用。所有するリオ市との契約では同クラブが光熱費などを支払うことになっているが、電気、水道とも2カ月分の100万レアル (約2900万円)が未払いの状態だという。

 このまま未払いが続けば、ライフラインを止められるのは時間の問題。現地では使用中止を免れるため、リオ五輪組織委員会による未払いの光熱費の建て替えが検討されているものの、開催費用をつぎ込むことに反対意見も根強い。現時点では5月に予定される陸上競技のテストイベント開催も危うい状況だ。

 リオは開催準備の遅れが深刻で、これまで何度も国際オリンピック委員会(IOC)から改善の指導を受けてきた。セーリングやトライアスロンなどの会場であるコパカバーナ地区の海、湖の水質汚染は深刻で、世界保健機関(WHO)からは水を体内に取り込めば高い確率でウイルス感染すると警告されたほどだ。

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