リオ五輪の治安は大丈夫? 会場付近で殺人事件多発

公開日: 更新日:

 今年8月に開催されるリオ五輪会場付近の治安が不安視されている。

 17日(現地時間)にはビーチバレーとオープンウオータースイミングの会場であるコパカバーナビーチでアルゼンチン人の女性観光客(24)が2人組の強盗に刃物で刺されて死亡した。

 地元紙「グロボ・ニュース」(電子版)によると、女性は友人2人と海岸にいたところ、2人組の男に「たばこをくれ」と声をかけられたため、その場から逃げた。追ってきた犯人に刃物で胸を刺され、搬送された市内の病院で死亡が確認された。33歳と22歳の2人組は女性のバッグなどを奪って逃走したが、地元警察官によって強盗殺人の容疑で逮捕されたという。

 同紙によれば、16日にも五輪の開閉式が行われるマラカナン競技場周辺の公園でリオ州立大学のペルー人教授が背中を刺されて死亡しているのが発見されたばかり。

 リオ五輪組織委では大会期間中は警察や軍隊などと連携して治安維持に努めるとしているが、蚊を媒介とするジカ熱など衛生面でも問題が山積み。南米初の五輪は無事に開催できるのだろうか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動