リオ五輪の治安は大丈夫? 会場付近で殺人事件多発

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 今年8月に開催されるリオ五輪会場付近の治安が不安視されている。

 17日(現地時間)にはビーチバレーとオープンウオータースイミングの会場であるコパカバーナビーチでアルゼンチン人の女性観光客(24)が2人組の強盗に刃物で刺されて死亡した。

 地元紙「グロボ・ニュース」(電子版)によると、女性は友人2人と海岸にいたところ、2人組の男に「たばこをくれ」と声をかけられたため、その場から逃げた。追ってきた犯人に刃物で胸を刺され、搬送された市内の病院で死亡が確認された。33歳と22歳の2人組は女性のバッグなどを奪って逃走したが、地元警察官によって強盗殺人の容疑で逮捕されたという。

 同紙によれば、16日にも五輪の開閉式が行われるマラカナン競技場周辺の公園でリオ州立大学のペルー人教授が背中を刺されて死亡しているのが発見されたばかり。

 リオ五輪組織委では大会期間中は警察や軍隊などと連携して治安維持に努めるとしているが、蚊を媒介とするジカ熱など衛生面でも問題が山積み。南米初の五輪は無事に開催できるのだろうか。

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