貴乃花理事とグルの“裏金顧問” 相撲協会から解雇されていた

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■ウソ八百を並べ立てて逃げ切りも…

 裏金顧問はパチンコ業者との契約に関してもウソをつきまくっている。

 4年前、理事をまとめるという名目で、業者との間に入った代理店関係者から500万円を受け取り、後にその事実が週刊誌上を賑わせた。裏金顧問は「カネは返した」と主張。裏金顧問とグルの危機管理委員会・宗像紀夫委員長(74)も「カネは返したから問題ない」と訳の分からない理屈でおとがめなしに。宗像委員長はさらに理事会で「(裏金顧問は代理店関係者に)カネを渡した形をつくりたいから、形だけ預かって後で返して欲しいと言われた」と説明したらしいが、これらは明らかなウソっぱちだ。

 本紙は現金授受の一部始終を収めたDVDをチェックしたものの、代理店関係者は「後で返して欲しい」とはひと言も言っていない。それどころか裏金顧問は紙袋から帯封のしてある5つの札束を取り出して金額を確認しながら、「絶対、これ、バレんようにしてくれる? 北の湖に……。中止せな、つぶさなアカンようになるので」と、口外しないようクギを刺している。

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