締まりなし谷原秀人 WR489位の“格下”に土壇場で逆転食らう

公開日: 更新日:

【BMW ISPSハンダ ニュージーランドオープン】

 1打差ならバーディー、ボギーでひっくり返る――という言葉がある。そんな典型的な負けを土壇場で食らったのが谷原秀人(37=写真)だ。

 4日間ともプロアマ形式で行われる今大会。最終日、単独首位発進の谷原は1打リードで迎えた最終18番パー4でパーオンを逃すと、4メートルのパーパットも決められずボギー。このホールでバーディーを決めたマシュー・グリフィン(32・豪)に逆転されたのだ。

「残念でしたね。(ISPSとスポンサー契約の)ホストプロとしては勝ちたいという思いもあった。日本の開幕まで1カ月ある中、まあ調整とかいろいろやる課題もあると思う。今日は3パットが3回。これに尽きる。もう少し伸ばせたと思う。ただこれがゴルフです」(谷原)

 それにしても1打のリードを守りきれないのだから情けない。それも勝ったグリフィンのワールドランクは489位と、129位の谷原よりはるか格下。オフのお遊び気分で大会に出場していたのなら、勝てないのも当たり前だ。

 プロは勝ってナンボの世界だ。優勝逃した谷原のゴルフは締まりがなさすぎるのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲