父義行氏も成長評価 重量挙げ三宅宏美は“年の功”で調整中

公開日: 更新日:

 4度目となる五輪では経験値が強みになる。

 12年ロンドン五輪銀メダリスト三宅宏美(30)は昨年11月の世界選手権で銅メダルを獲得。リオの出場権を手にしたが、大会にはぶっつけ本番で臨んだ。

 一昨年末に腰を痛めて1カ月間はシャフトさえ握れなかった。痛みが引いて練習を再開しても、再発を恐れて調整はままならない。スナッチ(87キロ)、ジャーク(110キロ)の2種目ともロンドンの記録に迫ったのは世界選手権の開幕1週間前だった。

 父親で女子代表監督でもある義行氏(70)は、ここ数年の三宅の成長ぶりをこう説明する。

「若い頃とは違って、年間を通じて練習しなくても、本番で力を発揮できるようになった。ロンドン五輪と比べて調整は遅れており、今はどん底の状態だが、年を取るごとに調整、ピーキングは身に付いてきている。あくまでも8月6日の本番にピークを迎えられるように調整しています。最高の状態に持っていけるかどうかはタイミング次第ではありますが」

 昨年の世界選手権と同様、本番での爆発力に期待がもてるというのだが、海外勢は若手の台頭が著しい。女子48キロ級は昨年の世界選手権を制した蒋恵花(18=中国)が2種目合計で198キロをマーク。2位のブオン・ティ・フイン(23=ベトナム)は、同194キロを記録した。リオでの同階級の金メダルラインは「200キロ以上」と想定されている。

 三宅は過去の練習で205キロを持ち上げたのが最高。「年齢的にラストの五輪」と位置付けるリオ本番で、文字通り最後の“ひと踏ん張り”が期待される。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国会前デモ「ごっこ遊び」揶揄で炎上の高市チルドレン門寛子議員 被害者ヅラで取材依頼書さらし“火に油”

  2. 2

    TBS「テレビ×ミセス」のスマスマ化で旧ジャニ不要論が加速 “体を張るイケメン”の専売特許は過去のもの

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    「自転車1メートル規制」で渋滞発生 道路交通法改正とどう付き合うべきか

  5. 5

    迷走から一転…NHK朝ドラ「風、薫る」にヒットの予感が漂うワケ

  1. 6

    嵐の大野智と相葉雅紀、二宮和也が通信制高校で学んだそれぞれの事情

  2. 7

    中居正広氏の公式サイト継続で飛び交う「引退撤回説」 それでも復帰は絶望的と言われる根拠

  3. 8

    「得したつもりで毎月赤字」…ポイ活にハマる人ほど貧乏になる背景と損をしない使い方

  4. 9

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 10

    日ハム「にわか成り金」のトホホ 有原航平が防御率8.23で二軍落ち…「ドラフトと育成」は今や過去