“伝説の右”で世界王座 上原康恒さんは沖縄料理店のシェフに

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「沖縄そばも独自の隠し味を使っててね。これがウマいんだ。そう、一品が800円前後からで、食べて飲んで1人3000円前後かな。『久米仙』や『残波』のボトルキープが3000円。ランチもやってて、900円が目安だよ」

 何もかもが真新しい20坪ほどの店内は8席のカウンターに個室が3部屋。貸し切りなら50人までOKだ。

「ここは女房(美穂さん)の実家なんだ。義理の父親が1949年にエンドウ歯科を開業したんだけど、3年前に亡くなり、休業してたのを、長男で歯科医の善孝が去年11月に再開したのを機に2階をリフォームし、『チャンピオン』を開いたってわけ」

 ってことは、軽井沢はどうなったのか?

「向こうにも常連さんがいて、行ったり来たりしてる。基本的に毎月第3水曜日から翌月の第1水曜日が東京で、それ以外は軽井沢だね。月の半分しか営業しないんじゃ、もったいないのは分かってる。でも、友人とかボクシング関係者が気軽に集まれる店が目的だろ。儲けは二の次三の次なのさ、ハハハ」

 ちなみに、「YMテニスガーデン」は81年に引退して美穂さんと結婚後も、「ひと晩で100万円くらい使ってた」上原さんを心配した義父の勧めでオープンした。約700坪の敷地に全天候型のテニスコート2面とペンション、貸別荘、沖縄料理店があり、美穂さんがエンドウ歯科医院を開業している。

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