セーリング史上最年少五輪 高野芹奈は競技始めて3年半

公開日: 更新日:

東京五輪を視野に入れていたので、まさかリオに出場できるなんて……」

 セーリングのリオ五輪代表が1日に発表され、女子49erFX級の高野芹奈(18)が出場権を手にしたときの心境をこう振り返った。競技を初めてわずか3年半で五輪出場を果たしたからだ。

 高野は中学時代に所属していた水泳部を引退後、セーリングと出合い、高校進学後はクラブチームの「兵庫Jr」に所属。本格的な指導を受けるとみるみる上達し、高2で出場した14年仁川アジア大会で4位入賞。宮川恵子(30)とのペアで臨んだ今年3月のアジア大陸予選(UAE)で優勝し、五輪代表が内定した。今春、関西大学に入学した女子大生にとって、リオは東京に向けた予行演習の場でもある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…