米GSリオ五輪予測リポート 日本わずか金メダル7個のワケ

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 米ゴールドマン・サックス(GS)が先週末に出したリオ五輪に関するリポートが面白いと兜町で話題だ。

「大会のたびGSは国別の金メダル獲得数を予想しています。経済分析の手法を使った投資銀行ならではの視点がユニークです」(市場関係者)

 GSは、国ごとの成長環境指数(GES)を毎年、算出している。物価上昇率や国内総生産(GDP)、対外債務、経済開放度、ネット普及率、政治的安定度などで構成されるが、このGESを参考に独自の手法で金メダル数を予測した。

 トップは米国の45で、以下、中国36、英国23、ロシア14、韓国13と続く。日本は7で10位だ。

 どの競技で獲得するかまでは踏み込んではいないが、リポートには「柔道」に関する記述の中に日本が出てくる。

 それにしても7個は少なくないか? 日本オリンピック委員会(JOC)は金メダル14個の目標を掲げた。内訳は女子レスリング4、男子体操3、競泳3、柔道3、バドミントン1だ。米国の大手データサイト「グレースノート」も日本の金メダル数を14とはじいている。

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