ロシアと並ぶドーピング大国 リオで見せるか中国の“底力”

公開日: 更新日:

 増えるのか、それとも減るのか。

 米金融大手ゴールドマン・サックスは1日、リオ五輪のメダル予想を発表。金メダルは米国45個、中国36個と予想。米専門誌のスポーツ・イラストレーテッドは、米国と中国の金はそれぞれ45個と予想している。

 中国はロシアと並ぶドーピング大国と呼ばれ、94年のアジア大会では23個のメダルが剥奪されたこともある。それ以後も、ドーピングに関する醜聞は後を絶たない。

 ロシアはリオ五輪追放は免れたものの、国家的なドーピング隠しが発覚し、世界の国々では禁止薬物に対する意識が高まった。日本の五輪関係者は「ロシアの問題があって禁止薬物を使う人が減れば、それは日本選手にとって追い風になる」と言うが、ドーピング使用の歴史が長い中国は、隠蔽技術も高いといわれている。

 ちなみに、前回大会の中国は38個の金メダルで、最多46個の米国に次ぐ2位だった。今回はおそらくクスリを使わないロシア選手からメダルをゴッソリ奪えば、45個の金メダルも可能かもしれないが、さて……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした